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愛・地球博に行ってきました

愛・地球博に行ってきました。
聞きしにまさる人の多さで、パビリオンの中に入るための列に並ぶだけでクタクタになりました。
まあそれでも夏コミ、冬コミを経験されている方なら楽勝だとは思うんですが、ここは怖いことに小さいお子様がウロウロしているんですよね。あれは気をつけないと踏んじゃいますよ。
とりあえずオススメとしては日本の企業館ですね。時間の都合上、企業館には3つしか入れませんでいたが、それでもハズレはなかったです。入場する前に子供も見るものなんだからということを頭の中に叩き込んでおけば十分楽しめますよ。

外国館のほうはその場の雰囲気に飲まれないと人によってはキツイかもしれません。
異文化ってやっぱりね……
でも個人的にはエジプト館がおもしろかったです。
個人的趣味からおもしろかったです、神話とか好きなので。
あと館内のカフェで販売されていたターメイヤが食べれたのがよかったです。
ターメイア、豆のコロッケなんですけど以前から一度食べてみたいと思っていたんですよ。
別に特別な理由があったわけじゃなんですが、妹の持っていた少女漫画にこのターメイアが出てきたんですよ。
少女漫画にしては僕の中で印象に残ったので、ずっとこの豆のコロッケってどんなものなんだろうと気になっていました。ちなみにそのマンガですが、錬金術師ものです。
しかも古今東西に昔からよくある錬金術を使って死んでしまった好きな人を蘇らせるというもの。
ただこのマンガが他のものと違うのは、錬金術師が彼女を生き返らせるに使用した体はいくつもの買い集めた死体を継ぎ接ぎして彼女そっくりに整形した体で、しかもそこで資金が尽きたからって一番重要であるはずの脳は、なんと道で拾った脳みそ。
しかも蘇生してみてビックリ、その脳の持ち主は男子高校生。
まあ当然男なので博士を激しく拒絶するわけなんですが、自分がなぜ脳だけの状態で道に転がっていたのか、自分の本当の体はどうしてしまったのか、そういう謎が展開され物語が進行する中で主人公が博士に心惹かれていきます。心は男なのに。
だんだん自分が女になっていくことに葛藤する主人公が非常に萌です。
ツンデレなんだと思って読めば全然大丈夫ですよ!
あと主人公が敵の錬金術師に捕まって、継ぎ接ぎだけど継ぎ目のない体を中まで調べられ指でイかされちゃったりとか、そういうお色気部分も物語の進行で違和感なく挿入されているのが非常にいいですね。少女漫画ですけど、そういう意味では購買層は少し広めにとってあるみたいです。

追記。
本気で忘れてた。ここまで紹介しておいて本のタイトル書いてない。
タイトルは『人造少女』。作家は『夏目さとる』さんです。

BGM : Re-sublimity / KOTOKO